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読書レビュー:「読書する人だけがたどり着ける場所」

ミニマムこんにちは、ミニマリストの@かぜのたみです。

最近、本屋さんにふらりと入って、ちょっと読んでみたらとても面白そうだったので、買ってきた本があります。

良い本っていうか、自分と相性の良い本って、手にとってちょっと中の文章を読んでみるとわかりますよね。私の場合は、その手にとった本をこれからカフェに入って読み尽くせるか、っていう基準があります。

すぐ読みたいなら相性の良い本っていう判断です。今回手にとった本は、すぐカフェで読みたいと思った本だったので、さっさとレジへ持って行きました。

今日はそんなふと手にとって面白かった、齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』について書いてみたいと思います。

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最近読んで面白かった本:齋藤孝著「読書する人だけがたどり着ける場所」

世間の名著になりそうな『読書する人だけがたどり着ける場所』を手にとったきっかけは、もともと今月頭にこちらの記事を読んで感銘を受けたからでした。なので、もっとこの詳しくを知りたいなぁと思ったので、ちょうどよかったなぁという感じです。

私は子供の頃からずっと図書館が友達っていうタイプですが、習慣とはいえど、どうして自分が本を読むのかっていうのについてはよくわかっていなかったんですよね。

学校でも大学でも、本を読め!とりあえず読め!と言われていたものの、それがなぜ推奨されるのかっていう理由については、あまり詳しく誰の口からも教えてもらったことや、語られたことってないのでないかなぁと思いました。

でも、自分自身が友達と話すよりも読書をしていた方が楽しかった方なので、理由なんかどうでもよかったですけどね笑

 

そして自分が社会に出て、まず私は出版業界という魑魅魍魎が渦巻く世界に足を踏み入れて働き始めたのですけど、一緒に働く人たちのその知的さに、圧倒されました。

異常に皆、眼光が鋭く、話す言葉の口数自体は少ないんですけど、重い。

あんまり目とか見てくれないし、表情も笑顔もあまりない。だけど、淡々と語られる言葉が、いちいち重い。

ああ、私はこれまで話してきた人とは違う種類の人たちの場所にいるのかぁと思いました。

なにせ私が入社した職場は、数年前まで東大をはじめ、あらゆる賢い大学を卒業した人しか入社できなかったからです笑 どういう転換期があったのかわからないですけど、微妙な数年間で別に高学歴でもない普通の人たちも入社できるようになって、そのうちの一人で私もいたんでした。

その職場で過ごしていて思ったのは、圧倒的な賢さっていうのは、一定レベルから圧がなくなりますね笑 きっと自分が「理解できない」っていう無重力の世界になるからだと思います。

そんな本を作り出す側の人の知性の高さって本当にすごく、そういう人たちと一緒に働けてよかったなぁと今ふと振り返りました。

だけど本を作り出す側の人たちも
いつも何かを読書し続けているような感じではあるんですよね。

自分が書いた原稿を読む、誰かの書いた原稿を読んで感想を伝える、などが日常なので、読み込む文字の量や処理する情報の量が、ただ売られている本を読むだけとは違って文章の処理能力が桁違いなんですよ。

 

そこで必要になってくる能力は

客観的に記事を見る姿勢
視点を変えて記事を書く姿勢

が大きなところかなぁと思いました。そうした、ありとあらゆる視点を持つこと、切り替えができることが皆は息をするようにしているとはいえ、本当にすごいなぁと思いました。

でも、これって別に本を作り出す人たちだけでなくて、本を読む人、本をよく読む人にも似たような視点を感じるなぁと普段から思っていました。

本をよく読む人には、1から10へかかる何か想像の橋のような物があって、思考の繋がりがどんどん広がっていくような、ダイナミックさがあるなぁと感じているんですよね。

思考の展開が広い

それが、本を作り出す人と、本をよく読む人の共通項だなぁと私は思っています。

読書する人が見ている世界を、優しく指南してくれる師

師(著者)についてはもう私が感想を書くこともないでしょう笑 ちょっと一線引いてしまいそうなところ、やっぱり読みやすかった素晴らしいっていうのが大きな感想です。

私も以前にラジオで話した「欲しい情報を得られるようになるには?」だったんですけど、そこでは確か情報の「深さ」と「広さ」を見られよ、と話したと思うんですよね。

もちろん、最低限良質な情報を見つけるのは大切なんですけど、だけどそれをきちんと噛み砕けるかどうかは情報の受け手の問題だよなぁと思いました。

良い情報を探すだけでなくて
それを理解する、深く理解する何かが必要

というのが、この本を読んでいて気づいたことでした。

この”何か”が知性とされるのかもしれないですけど、考える力ってあまり一言では言いたくないなぁっていう感じですね。

ここは一つ、この本から抜粋させていただきましょう。

読書には大きく分けて2つあります。情報としての読書と、人格としての読書です。

P50

そう、これを一緒にして考えるとわからなくなるんですよね。知性とやらも。

書籍と言っても本当にいろんな本があります。どの本がどうっていうのではないですけど、自分が読んでいるのが情報としての読書なのか、自分の滋養となるための本なのかっていうのは、分けて自覚しておいた方がいいなぁと本当に思うんですよ。

いくら読書せよと推奨されても、手っ取り早く情報だけを身につけてしまうと、なんか胡散臭さを消す方が大変になりそうです笑

せっかくなら自分の血肉となるような読書をしたいなぁと私は思っています。ただ情報を得て、それを人にさも自分が体験したように語る、とかは本当に最悪な本の使われ方である気がしますね…。といって、自分がやっていたら痛いですけど笑

 

もしそうであっても

って孔子が言ってたよ

くらいの視点から言ってみたいものです。もしくは言われたい

「深い人」「浅い人」の違い

これ、昔から気になってるんですけど、「深い人」と「浅い人」って自分が何で判断してるのかわからないですけど、どうしても勝手に区分けしてしまってるところがあるんですよね。

いや、どんなフィルターを取っ払ったとしても、自分自身が相手への印象として感じる時があります。

浅い人と深い人、何が違うんだろう

LINEをやりとりてしていても、SNSでやりとりしていても感じるその感じ。

 

それがこの本を読んでモヤが晴れました。

バラバラとした知識がたくさんあっても、それを総合的に使いこなすことができないのでは意味がない。単なる「物知り」は「深い人」ではないのです。教養が人格や人生にまで生きている人が「深い人」です。

P27

 

この本が全体的にそうなのですが、語りかけるように優しい文体なので、うっかりただ頷いてしまいそうになりますが

かなり批判的ですよね

この、言い切りがさすがです…。バッサーーーーーと切り捨てる部分が割とあちこち見られるのが、読んでいて清々しくなる理由なんだろうなぁと思いました。

本当に賢い人の文章は、端的でものすごく平易な言葉で語られるのが定説なのですけど、その王道だと思いました。

うっかり油断いけません
心して読みましょう

そういう感じの本ですね。

私が好きなのは、こうしたかなり難しいことの世界を、優しく語ってくれている本が好きです。平易な言葉で語られているのに奥行きがある、っていうのがとてもセンスいい、と思います。

 

▼また違う著者ですが私が好みの本はこうした本です

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なので、本で得る知識や教養をどう自分に染み込ませていくか、もしくは、何を読めば自分に染み込んでいくかを懇切丁寧に全編に渡って、指南してもらえます。

思考力
知識
人格
人生

それぞれを深めることができる本の読み方が書かれています。あとはそのテーマにあった著者オススメの本が紹介されているのがよかったです。

そして私がこの本を読んだ副次効果として、著者はiPadで電子書籍を読むことが多いと書かれているのですけど、オススメされる理由があまりに的確だったので

わし
わし

私もkindle利用したい

と心の底から思いました。今まで、本は紙で読みたい派だったんですけど、ここにきて俄然kindleを利用したい欲が高まりました。

買うのに躊躇する本でも、月額でのサービスなら湯水のように読めて便利よ

と要約するとこんな感じのことが書かれてたんですよね。

読みたくなるでしょ、kindleで

確かに。今、例えば三島由紀を読みたいと思っても、メルカリで買うにも、書店で買うにも何かしか足踏みさせるところがあります。だけど、kindleならいける気がする。

月額1000円でいろんな本が読み放題

考えてみると、すごいサービスですね。丸ごと読まなくてもいいですし、さらっと読むだけでもいいな、と思いました。

 

 

▼こんな低予算で本の世界が広がるならいいなぁと思います。

 

本を読まない理由がなくなってくるのが、この本を読み進めていくと気づいたことでした。

どんどん、自分がいろんな(どうでもいい)理由で本を読まないことが、ただの怠慢にしか思えなくなってくるんですよね笑

 

深い人になるには、読書ほど適したものはありません。

P27

 

この本を閉じる頃には、いや、三分の一ほど読んだところで、もうすでにこの本を閉じて、本屋なり、kindleでいろんな本を読み漁りに行きたくなりますよ。

齋藤孝先生、さすがです

 

▼今回読んだ本は読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)でした。

 

それではステキなミニマルライフを~!

 

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